セブン&アイ・ホールディングスの2011年2月期第1四半期(10年3~5月)の連結業績は、主力のコンビニエンスストア事業が前年同期比10%の営業減益だったほか、スーパーストア事業、百貨店事業など全事業部門で営業利益がマイナスとなり、全体の営業利益は11%減の524億円にとどまった。
北米におけるガソリン高の影響で米7-イレブン・インクの売上高が13%増と伸びたことなどから、営業収益(不動産収入などを含む売上高)は0.3%増と前年並みを確保、1兆2458億円となった。
11年2月期通期の業績予想は従来通りで、営業収益5兆2000億円(2%増)、営業利益2400億円(6%増)、純利益1000億円(2.2倍)を見込む。