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【ライフコーポ】販管費増で6期ぶりの営業減益、10年2月期

 食品スーパー大手のライフコーポレーションの2010年2月期連結業績は、売上高の伸びを販売管理費の伸びが上回り、04年2月期以来、6年ぶりの営業減益となった。期中に7店舗を新設(2店舗を閉鎖)し、売上高は前期比1.2%増の4565億円、不動産収入などの営業収入は4.4%増の123億円となったが、出店に伴う減価償却費や人件費の増加から販売管理費が3.4%増と売上高の伸びを上回り、営業利益は24.1%減の86億円だった。売上総利益率が0.1ポイント悪化の26.2%となったことも響いた。純利益は25.5%減の40億円で07年2月期以来、3年ぶりのマイナスだった。

 11年2月期は年間8店舗を新設する計画で、売上高と営業収入を合わせた営業収益は1.7%増の4783億円、営業利益は2.6%増の89億円、純利益は6.5%減の38億円を見込む。既存店成長率は1.2%のマイナスを前提としている。