ドラッグストア大手のカワチ薬品は10月26日、2012年3月期の連結営業利益が前期比26.2%増の101億円になりそうだと発表した。5月に公表した従来予想では92億~95億円のレンジを見込んでいたが、11年4~9月期の営業利益が計画を上回ったため、通期予想を引き上げた。
通期の売上高は4.5%減の2250億円と2年ぶりの減収となりそうだ。4~9月期の売上高は既存店ベースで9.9%減、9店舗の新店を含めても8.1%減の1113億円と低迷しているが、粗利益率の改善や経費削減が営業増益につながった。
同日発表した4~9月期の営業利益は33.9%増の55億円だった。