【セブン&アイ】中間期で過去最高の営業益、通期でも最高益更新を視野

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 セブン&アイ・ホールディングスが発表した2011年3~8月期の連結業績は、営業利益が前年同期比25.9%増の1501億円と中間期としては過去最高を記録した。利益の大半を占めるセブンーイレブン・ジャパンの既存店売上高が8.0%増と好調だったほか、安売り販売を減らしたイトーヨーカ堂が黒字転換したことが大きい。

 12年2月期通期の営業利益については17.5%増の2860億円と過去最高益に8億円ほど届かない見込みだが、村田紀敏社長は「個人的には過去最高益を更新したいと思っているが、下期の景気が不透明なので保守的に予想している」とし、最高益更新に自信があることをうかがわせた。

 3~8月期の営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は米セブンーイレブン・インクが売上げの計上方法を変更したことや円高の影響などもあり、7.9%減の2兆3572億円、純利益は震災による損失234億円、資産除去債務関連で225億円など543億円の特別損失を計上したことから15.4%減の527億円だった。

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