青森県と岩手県を中心に食品スーパーを展開するユニバース（青森県八戸市）が発表した2011年４月期第３四半期累計（10年５月～11年１月）での連結業績は、既存店が前年同期比1.3％の増収と堅調に推移し、売上高は4.6％増の778億円、営業利益は16.8％増の29億円で増収増益となった。
今期は新規出店がないが、前期に新設した２店舗がフル稼働したことで売上げ増に寄与した。また、新店投資がなかったために販売管理費率が0.5ポイント低下、２ケタの営業増益につながった。既存店ベースでの客単価は0.4％減だったが、客数が1.6％増えた。
11年４月期通期では売上高1006億円（前期比2.4％増）、営業利益34億円（0.5％増）を見込む。12年４月期以降は年２～３店のペースで新規出店を再開、中期計画では13年４月期で売上高1055億円、経常利益38億2000万円を目標としている。