【ライフコーポ】上期の既存店は0.7%減、通期業績予想を引き下げ
食品スーパー大手のライフコーポレーションが発表した2009年8月中間期(3~8月)の単独決算は、既存店売上高が前期比0.7%減、粗利益率が0.3ポイント減の25.9%となったことなどから、営業利益は22.3%減の43億円にとどまった。5店舗を新たに開設した新規出店効果で売上高に当たる営業収益は2357億円と2.4%増えた。純利益は19.3%減の23億円だった。
商品部門別では食品は0.1%増、生活用品は1.0%増と共に既存店売上高が前年を上回ったが、衣料品が9.3%減となったことが響いた。ただ、衣料品の売上高は152億円と全体の6%ほどにとどまっており、総合スーパーなどに比べれば影響は少なかった。
上期での増収減益を受けて、同社は2010年2月期の業績予想を引き下げた。営業収益は従来予想から50億円減の4740億円(前期比2.4%増)、営業利益は同じく16億円減の87億円(同23.8%減)、純利益は10億円減の40億円(同26.6%減)となる見込み。