イオン系食品スーパーのマックスバリュ北海道が発表した2011年第1四半期(2~4月)の業績(非連結)は、売上高に不動産収入などを加えた営業収益が前年同期比1.8%減の182億円、営業損益は3.4億円の赤字(前年同期は3.7億円の赤字)だった。店舗不動産の減損損失計上の影響もあって純損益は3.5億円の赤字と従来予想を下回る結果となった。
既存店からディスカウント業態「ザ・ビッグ」への転換を進めるなど価格競争力を強めたが、会社全体として客数は前年同期を下回った。
11年1月期通期では営業収益750億円(前期比2.1%減)、営業利益4.7億円(14.4%増)、純利益0.2億円(前期は2.8億円の赤字)を見込んでいる。