青森県が地盤の食品スーパー、ユニバースが発表した2011年4月期第1四半期(10年5~7月)の連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比3.9%増の251億円、営業利益が8.6%増の7億円と増収増益だった。単体での既存店ベースの売上高は1.2%減だったが、客数は0.1%減とほぼ前年並みを確保した。客単価は2093円で1.2%減った。
資産除去債務に関する会計基準適用で2億円の特別損失を計上したことから、純利益は29.1%減の2億円となった。
ユニバースでは毎年2~3店の新規出店を基本方針としているが、今年は厳しい経済環境が続くことを予想し、第1四半期の出店はゼロとした。
11年4月期通期では営業収益1006億円(2.4%増)、営業利益34億円(0.5%増)、純利益17億円(8.3%減)を見込む。