【イオン】ドラッグ連合の名称を「ハピコム」に、PB売上高300億円目指す
イオンを中心とするドラッグストア連合は改正薬事法が施行された6月1日をもって、その名称を従来のイオン・ウエルシア・ストアーズから「ハピコム」に変更した。同時に、加盟10社が取り扱うプライベート・ブランド(PB)商品のブランド名もウエルシアから「ハピコム」に変更。現在、190品目で年間170億円となっている医薬品のPB売上高を2011年度には300品目・300億円に引き上げる。
また、グループ全体として今後は調剤薬局の併設店舗を増やし、薬剤師のコンサルテーションなど専門性の高さをアピールして差別化を図る。現在、ハピコム加盟企業の調剤薬局の併設率は国内ドラッグストア平均の2倍、約36%となっているが、これを100%にまで高めることを最終的な目標とする。
ハピコムの加盟企業は、イオンのほかツルハホールディングス、CFSコーポレーション、グローウェルホールディングス、クラフトなど計10社、総店舗数は2758店(09年2月末現在)となっている。