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【ライフ】今期は12店舗と2ケタ出店、新たな物流体制整う

 ライフコーポレーションは2012年2月期に前期より3店舗多い12店舗を出店する計画だ。内訳は近畿圏が7店舗、首都圏が5店舗。

 昨年9月に近畿圏で水産品の集中加工センター(プロセスセンター)を新設したほか、10月には首都圏北部をカバーする物流拠点として松戸総合物流センター(千葉県松戸市)が稼働。また、今年に入っても2月に近畿の農産・畜産品のプロセスセンターを増改築、さらに埼玉県で首都圏全体をカバーするプロセスセンターを稼働させる予定もある。

 ここ数年をかけて取り組んできた物流体制の再構築がほぼ完了したため、今期は2ケタ出店に踏み切る。設備投資額は前期の158億円から162億円に増やす。

 12年2月期の業績(単体ベース)は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が3.6%増の4982億円を見込む。新規出店を増やすことで投資負担や減価償却費が増えるため、営業利益は9.8%減の90億円になりそう。既存店売上高は0.6%減の計画だ。