ホームセンターのケーヨー(千葉市)は3月1日、代表取締役会長の林武夫氏(67歳)が3月31日付けで代表権を返上し、取締役も退任すると発表した。林氏の退任によって代表権を持つのは醍醐茂夫社長(52歳)のみとなる。
退任の理由については、経営の若返りを図るためとしている。林氏は取締役退任後も会長職にはとどまる。
林氏は1970年にケーヨーに入社、89年5月に取締役に就任し、98年1月に社長就任、2008年5月から代表権を持つ会長を務めていた。一方、醍醐氏は執行役員商品本部長や常務取締役を経て、08年5月に林氏の後任として社長に就任した。
ケーヨーはホームセンター約180店舗を展開、11年2月期の売上高は1850億円を見込んでいる。