セブン&アイ・ホールディングスは9月6日、震災後の復興需要などで夏場の販売が好調に推移したことから、2012年2月期の連結営業利益が従来予想を90億円上回る2830億円(前期比16.3%増)になりそうだと発表した。
セグメント別の内訳を見ると、セブンーイレブン・ジャパンなどのコンビニエンスストア事業が従来予想比30億円増の2080億円、イトーヨーカ堂やヨークベニマルなどのスーパーストア事業が同40億円増の340億円、そごう・西武などの百貨店事業が同25億円増の85億円などとなっている。
連結営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は4兆8000億円(6.2%減)と従来予想より1200億円増えそうだ。また、今期から連結納税制度を適用することに伴い法人税の負担が減少する見通しとなり、純利益は従来予想を160億円上回る1210億円(8.1%増)を見込む。