イオン傘下の中核事業会社、イオンリテールは３月22日、兵庫県伊丹市の三菱電線工業伊丹製作所跡地に大型商業施設「イオン伊丹昆陽（いたみこや）ショッピングセンター（SC）」をオープンする。同月14日からはソフトオープンとして、近隣の住民を対象に営業を始める。
同SCの敷地面積は６万6200平方メートル、商業施設面積は７万2125平方メートルで、国内最大級の太陽光発電設備を導入するほか、約2400台分の駐車場のうち約530台分のスペースを芝生で覆うなど、環境と省エネルギーに配慮したグループ11ヵ所目の「エコストア」となる。
建物は地上６階・地下１階建てで、１～４階が売り場。核店舗となる総合スーパー「イオン伊丹昆陽店」と159の専門店などが入居する。
同SCの３km圏内には総合スーパーの「イズミヤ昆陽店」、「同 小林店」のほか、伊丹市に本部を置く関西スーパーマーケットなどの食品スーパーが10店舗以上あり、競合の激しいエリアとなっている。