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2011年2月期第1四半期決算、エコスは営業益39%減、北雄ラッキーは赤字

 首都圏が地盤の食品スーパー、エコス(東京都昭島市)の2011年2月期第1四半期(10年3~5月)の連結業績は、既存店が前年同期比で7.4%の減収と苦戦し、営業利益は38.5%減の1億6600万円に落ち込んだ。営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は5.9%減の266億円、純利益は58.7%減の2600万円だった。11年2月期通期の業績予想は、営業収益1050億円(前期比4.5%減)、営業利益7億円(81.6%増)、純利益2億円(前期は5600万円の赤字)で従来通り。

 一方、札幌都市圏で食品スーパーを展開する北雄ラッキーの第1四半期の業績(非連結)は、営業損益が8600万円の赤字だった。売上高は104億円。今期から子会社を吸収合併して非連結決算となっているため単純比較はできないが、前年同期の連結ベース売上高は112億円だった。

 子会社合併による特別利益を計上したことで、純利益は7100万円の黒字(前年同期は4800万円の赤字)に転換した。11年2月期通期では売上高438億円、営業利益4億円、純利益2億円を見込む。