[コメリ]4~9月は営業収益0.7%増、営業利益3.8%減
コメリの2017年3月期第2四半期(4~9月)決算は、売上高に相当する営業収益は1705億円(前年同期比0.7%増)、営業利益108億円(3.8%減)の増収減益となった。
8月に夏物商材が低調に推移したことや、9月にたて続けに上陸した台風の影響で客数が減少したことにより、売上高が伸び悩んだ。既存店前年比は0.9%%減と、当初予想の2%増を下回ったほか、売上総利益率は前年から0.4ポイント増の32.9%を目標にしていたが、32.2%と前年実績にも届かなかった。
期中に、パワー業態3店舗、ホームセンター業態3店舗、ハード&グリーン業態4店舗を出店した結果、期末の店舗数は1182店舗(専門店含む)となった。
グループのカード事業は、カード会員数が180万人を突破、うち昨年7月から発行を開始したプリペイドカード「アクアカード」の会員数も約70万人となり、堅調に推移した。下期に向けてカード会員数は200万人を目指す。
通期は、営業収益3390億円(前年比4.5%増)、営業利益190億円(6.0%増)、経常利益185億円(6.3%増)、当期利益100億円(4.3%増)の期首始めの予想を据え置いた。