ケーヨーの2016年2月期第1四半期決算は、売上高416億円(前年同期比14.0%減)、営業利益1億円(83.2%減)、経常利益4億円(69.1%減)、当期損失8300万円(前期は8億円の純利益)と大幅な減収減益となった。
前年3月の消費税率引き上げ前の駆け込み特需に替わる売上対策として、商品とサービスを連動させた「9週連続スペシャルウィークス」や「ゴールデンウィークセール」「63周年創業祭」などによるイベント、折込チラシやテレビCMで自社開発商品「デイツーオリジナル」の訴求を行ったが、個人消費の回復の遅れにより売上が伸びず、円安による輸入価格の上昇により収益も悪化した。税制改正に伴う繰延税金資産の取り崩しによる影響もあった。
通期は、売上高1693億円、営業利益20億円、経常利益29億円、当期利益8億円の期首始めの予想を変えていない。