コメリの2015年3月期決算は、売上高に相当する営業収益は3169億円(前年同期比5.5%減)、営業利益が161億円(20.4%減)と減収減益となった。
消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、日用消耗品を中心とした家庭用品、肥料・農薬等の農業用品、リフォーム工事や住宅設備機器等の販売が苦戦した。
また、原油価格の下落に伴い灯油の単価が値下りしたため、灯油の売上高は、前年を大きく下回った。更に、天候不順の影響により、夏の日除け商品や扇風機、冬のストーブやファンヒーター等の季節商品の販売も苦戦した。ホームセンター事業の売上高は、前期比で5.8%減の3003億円だった。
2016年3月期は、売上高3280億円(3.5%増)、営業利益175億円(8.6%増)、経常利益170億円(9.6%増)、当期利益80億円(11.6%増)を見込んでいる。