コメリの2月の既存店ベース売上高は、前年同月比で12.8%減と2ヵ月連続で2ケタ以上のマイナスとなった(1月11.7%減)。灯油の価格が下落しており、灯油の売上が前年比で32.8%減と大幅にマイナスとなったことが影響していた。灯油を除く既存店売上高は、8.7%減。前年の2月から消費税増税前の駆け込み需要が起きており、6.2%増だったことも影響している。
2月までの累計でみると、既存店ベースで5.9%減、全店ベースでも3.1%減。3月は前年に消費税増税前の駆け込み需要で、既存店ベースで33.1%増、全店ベースで36.4%増だったことを考慮すると、3月の苦戦は避けられなく、15年3月期の業績は全店ベースでも4%近い減収になりそうだ。