コメリは1月27日、2015年3月期の業績を下方修正した。連結売上高は、130億円下振れする3180億円、営業利益は32億円下振れする151億円とした。前期比では売上高は5.2%減、営業利益は25.4%減となる。
同社は第2四半期決算を発表した10月にも下方修正しており、今回は2度目。期首初めに発表した通期予想は、売上高は1.3%増の3400億円、営業利益は0.3%増の203億円とわずかだが増収増益になるとしていたが、昨年10月に一転して減収減益に下方修正している。
4月の消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動や、消費者物価の上昇による家計の圧迫等による個人消費の落ち込んみが長引いていることが影響した。既存店ベースの売上高も4月以降マイナスを続け、1月は11.7%減と2ケタ以上の減収。期首初めから売上高で220億円、営業利益は52億円と大幅な下方修正となった。
同時に発表した第3四半期の決算は、売上高は2496億円(1.9%減)、営業利益152億万円(12.5%減)だった。