コメリが発表した2014年３月期決算は、営業収益3355億円（前期比5.1％増）、営業利益202億円（5.6％増）と過去最高となった。
主力の金物・資材・建材分野が建築市場の活況を背景に堅調に推移したことと、消費税増税前の駆け込み需要により、３月の販売実績が前年を大きく上回った。
期中の新規出店は、パワー（PW）業態を２店舗、ホームセンター（HC）業態を７店舗、ハード＆グリーン（H&G）業態を14県下に19店舗出店し、年度末の店舗数は、PW28店舗、HC145店舗、H&G962店舗、アテーナ15店舗の計1,150店舗となった。
今期の出店は、PW８店舗、HC７店舗、H&G20店舗の35店舗を予定している。そのうち北海道にPW２店舗、H&G１店舗の出店と、首都圏1都3県の人口密集地へのH&Gを出店する。
15年３月期は、営業収益3400億円（1.3％増）、営業利益203億円（0.3％増）、経常利益197億円（0.4％増）、当期利益106億円（0.2％増）を見込んでいる。