スギHD、子会社2社を再編し業態転換を含めた出店戦略を加速
スギホールディングスは、2013年3月1日に、子会社のジャパンを分割会社とし、同じく子会社のスギ薬局を承継会社とする吸収分割を実施する。
ジャパンが展開するディスカウント型ドラッグストア事業をスギ薬局が承継し、次に吸収分割後のジャパンを消滅会社、スギHDを存続会社とする吸収合併を実施し、ジャパンの資産、権利義務などをスギHDが承継するグループ再編を実施する。
調剤併設型ドラッグストア、スギ薬局と、ディスカウント型ドラッグストアジャパンの2つの業態店舗を組み合わせて、商勢圏内市場シェア拡大や多様化・激化する競争環境に対応して、店舗のスクラップ&ビルドやジャパンからスギ薬局、スギ薬局からジャパンへの業態転換等を積極的に推し進めて既存店舗の再編・整備に取り組む。
ジャパンとスギ薬局とで、ジャパン・フォーマット再創出プロジェクトを設置し、ディスカウント型ドラッグストア業態構築に注力することで、早期に、ジャパン店舗での新規出店を加速する予定だ。
スギHDは、2015 年度に店舗数1500 店舗、売上高5000 億円の中期経営計画を掲げている。