アマゾン、プライムデーでの販売事業者の売上げは35億ドル超え、60%近い増加

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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「プライムデー」において、中小企業が大半を占める販売事業者(サードパーティーセラー)の売上げが世界で35億ドル(約3700億円)を超え、前年対比で60%近く増加したと発表した。ニューヨーク市で2019年2月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

 米アマゾン・ドットコムは、10月13日と14日の2日間にわたって開催した大型セール「プライムデー」において、中小企業が大半を占める販売事業者(サードパーティーセラー)の売上げが世界で35億ドル(約3700億円)を超え、前年対比で60%近く増加したと発表した。

 プライムデーは、米国、日本、英国、中国など19カ国で実施された。アマゾンのEC(インターネット通販)サイトでは、アマゾン自身が販売する商品のほかに、第3者である販売事業者が出品する商品も多数売られている。今年のプライムデーでは、アマゾンの自社販売よりも販売事業者の売上げの伸び率が高かったという。

 国別の販売事業者の売上げは明らかにしていないが、日本での販売個数は約800万個だったという。売上げの多かった販売事業者の商品カテゴリーはヘルスケア用品、食料品、家電だった。

 アマゾンの自社販売を含めてよく売れたカテゴリーは、日用品・ヘルスケア用品、食品・飲料、ヘッドホン、ベビー用品、PCアクセサリーだった。

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