アマゾン、19年度の売上高は20.1%増、サブスクやAWSの高成長続く

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アマゾンが発表した2019年12月期の業績は、売上高が前期比20.1%増の2805億ドル(約30兆8500億円)だった。

 アマゾンが発表した2019年12月期の業績は、売上高が前期比20.1%増の2805億ドル(約30兆8500億円)だった。このうち商品売上高は13.0%増の1604億ドル、プライム会員の会費収入などサブスクリプションサービスやクラウドサービスのAWSを含むサービス売上高が32.0%増の1201億ドルだった。

 商品原価や配送コストなど販売管理費は20.6%増となったが、売上高が伸びたことで営業利益は17.1%増の145億ドルを確保した。純利益は15.0%増の115億ドルだった。事業セグメント別の営業利益は、北米事業が3.2%減の70億ドル、国際事業が16億ドルの赤字(前期は21億ドルの赤字)、AWS事業が26.1%増の92億ドルだった。北米事業の減益を国際事業の赤字幅の減少とAWS事業の増益で補った。全体の営業利益の63%をAWS事業で稼ぎ出した。

 直近の四半期である19年10〜12月期の事業単位の売上高を見ると、オンラインストアが前年同期比15%増の456億ドル、ホールフーズ・マーケットなどリアル店舗が1%減の43億ドル、EC(インターネット通販)サイトへの出店者向けサービス(販売手数料や配送サービス料など)が30%増の174億ドル、サブスクリプションサービスが32%増の52億ドル、AWSが34%増の99億ドル、その他が41%増の47億ドルだった。

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