“東急ストアの既成概念を捨てる”
9月13日、東急ストアが渋谷駅南側の新ランドマーク「渋谷ストリーム」内に
「プレッセ シブヤ デリマーケット」を開業する。
同店は、デリカとグロサリーに特化した東急ストアの新フォーマットだ。
開発に当たり同社がまず取り組んだのが、既成概念を捨てることだったという。
「自社の強みや、これまで培ってきたノウハウに固執していては、新しい店をつくることはできない」(同社執行役員の山形美憲氏)。
国内ではなく海外にヒントを求めて香港のシティ・スーパーを訪れ、
同社のトーマス・ウー社長直々にアドバイスを受け、それをヒントに独自の店づくりを行った。
なかでも注目されるのは、対面コーナーだ。
おかずが選べる弁当、揚げたて総菜、カスタムサラダ、トッピングが選べるピザなどを
バイオーダーで提供する。
さらにワインやクラフトビールも充実しており、
約15席のイートインで“ちょい飲み”することも可能だ。
これまでにない店づくりに挑戦した東急ストアの新フォーマットは、
渋谷でどのような存在感を発揮するのか、注目だ(大宮)