「さえきセルバ+食事+ランドリー」(さえきセルバHD専務取締役 三吉敏郎氏)
さえきセルバホールディングスが2018年12月、同社発祥の地である東京都国立市でオープンした新フォーマットの名前「La SaCuLa(ラ サクラ)」の由来だ。さえきセルバHD、フランス語で「料理」や「食事」を指すCuisine、英語で「洗濯」を意味するLaundryのそれぞれの頭文字をとっている。
その名のとおり、生鮮3品を揃えるだけでなく
店内調理の総菜、ベーカリーをイートインでグラスワインやクラフトビールとともに楽しめるようにして「飲食」機能を強化。
さらに、女性専用のコインランドリーも併設し、新たな来店動機を付加しているのが特徴だ。
専務取締役経営戦略担当 兼 管理部管掌の三吉敏郎氏は新フォーマット開発の背景について
「SMやCVSの売上が伸び悩むようになっている。消費者ニーズの変化に対応し、新たなビジネスモデルの店づくりが必要だと考えた」と説明する。
特筆されるのは、「La SaCuLa」の運営、多店化を本腰を入れて進めるべく新会社を立ち上げている点だ。これからの消費者ニーズに対応した新しいフォーマットを構築しようと大手だけでなく中小のSM企業も動き出している。
(大宮)