ライフ、3〜5月期は減収減益、内食需要が急増した前年実績に届かず

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ライフロゴ
EC(インターネット通販)事業を強化したが、内食需要が急増した前年同期の売り上げには届かなかった。

 ライフコーポレーションが発表した2021年3〜5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比2.2%減の1909億円、営業利益が3.4%減の84億円、純利益が2.0%減の60億円だった。

 3月からネットスーパー用の「ライフネットスーパーアプリ」の提供を開始したほか、アマゾンジャパンと連携した「アマゾンプライム」会員向けの食品宅配の対象エリアを拡大するなど、EC(インターネット通販)事業を強化したが、内食需要が急増した前年同期の売り上げには届かなかった。

 有機・自然系の「ビオラル」などプライベートブランド商品の販売を拡大したことで売上総利益は増益となったが、採用強化に伴う人件費など販売管理費が増加したことから、営業減益となった。

 22年2月期の業績は、営業収益が前期比0.1%増の7600億円、営業利益が30.6%減の190億円、純利益は29.9%減の125億円と減益の見通しだ。

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