カワチ薬品、21年3月期の営業利益は86.1%増の105億円

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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2021年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.2%増の2844億円、営業利益が86.1%増の105億円、純利益が86.0%増の71億円と2期連続の増収増益だった。

 ドラッグストアのカワチ薬品が発表した2021年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.2%増の2844億円、営業利益が86.1%増の105億円、純利益が86.0%増の71億円と2期連続の増収増益だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、感染予防関連商材が堅調に推移したほか、内食需要で食品の売り上げも伸びた。商品部門別の売上高は医薬品が9.5%増、雑貨が4.4%増、一般食品が6.7%増だった。一方、外出自粛の影響などで化粧品の売り上げは8.6%減少した。

 利益については、前年に計上した新ポイントカード移行に伴う引当金の影響がなくなったことに加え、粗利益率の改善や販促費の減少で大幅増益となった。

 22年3月期は、前期より7店舗多い15店舗の新設を計画するが、前期の反動から売上高は0.9%減の2820億円、営業利益は29.0%減の75億円、純利益は22.6%減の55億円と減収減益となる見通しだ。

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