小売業がいま注目すべきキーワード「オートメイテッド・ピックアップ・キオスク」とは?

松岡 由希子 (フリーランスライター)
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エストニアの首都、タリン郊外のコープエストニアの店舗に設置されたオートメイテッド・ピックアップ・キオスク

 オートメイテッド・ピックアップ・キオスクとは、ネットスーパーで注文した商品を自動で受け取ることができる専用スポットである。

 2019年8月、エストニアのテクノロジー企業クレベロン(Cleveron)は、ロボット工学をベースとした世界初のオートメイテッド・ピックアップ・キオスク「クレベロン501」を開発した。摂氏2~25度までの温度が設定できる冷蔵スペースと、マイナス18度の冷凍スペースの2温度帯で生鮮食品や冷凍食品を適切に保管でき、ユーザーがスマートフォンを使って商品受け取り用コードをスキャンすると、

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記事執筆者

松岡 由希子 / フリーランスライター

米国MBA 取得後、スタートアップの支援や経営戦略の立案などの実務経験を経て、2008年、ジャーナリストに転身。食を取り巻く技術革新や次世代ビジネスの動向をグローバルな視点で追う。

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