ナフコ 第3四半期収益2.4倍 今期中にPB比率40%に

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ナフコの2020年4月~12月の売上高は1868億円(前年同期比9.3%増)、営業利益は183億2円(同138.9%増)となり、収益は前期から2.4倍近くに伸びた。

 ナフコの2020年4月~12月の売上高は1868億円(前年同期比9.3%増)、営業利益は183億2円(同138.9%増)となり、四半期純利益は前期から2.4倍近くに伸びた。

 要因は、プライベートブランド比率が上昇し、売上総利益率が34.5%と、前期から1.7ポイント(pt)改善したことと、販促が抑制されたため販売管理比率が3.6pt改善し24.7%となったため。PBは、飛沫対策のアクリルパーテーションや非接触温度計などの感染防止対策の商品群や、テレワーク需要の机や椅子なども好調で、PB売上高構成比は36.7%と、前期から2.1ptアップし、今期末までには40.0%に達しそうだとしている。

 21年3月期の通期予想は、第2四半期決算時に上方修正した予想を据え置き、売上高は2380億円(同9.3%増)、営業利益は198億円(同138.0%増)、経常利益は203億円(同126.5%増)、当期純利益は121億円(同144.8%増)。

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