カワチ薬品、21年3月期は23%の営業増益に、業績予想を上方修正

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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カワチ薬品は7月22日、2021年3月期の連結営業利益が前期比23.3%増の70億円になりそうだと発表した。

 カワチ薬品は7月22日、2021年3月期の連結営業利益が前期比23.3%増の70億円になりそうだと発表した。従来は11.9%減の50億円を見込んでいたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、第1四半期(20年4〜6月期)の衛生関連商品や食品などの売り上げが好調だったことから、業績予想を上方修正した。

 売上高は2.5%増の2770億円、純利益は25.6%増の48億円となる見通し。従来予想に比べて、それぞれ70億円、8億円の上方修正となる。

 同時に発表した第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比13.6%増の737億円、営業利益が約2.8倍の31億円、純利益は約2.1倍の21億円だった。カワチ薬品はドラッグストアの中でも食品の売り上げ構成比が高いのが特徴で、新型コロナによる巣ごもり消費で、食品の販売も好調だった。既存店売上高は12.7%増と2ケタの伸びを示した。

 同社は北関東を地盤に6月末時点で339店舗(グループ合計)を展開している。

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