体験型店舗のb8ta、 Webサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」と 業務提携

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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海外企業の日本進出の支援を強化

体験型店舗のb8ta、 Webサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」のロゴ
b8taとWOVNの業務提携により、世界規模での小売データの新たな付加価値創造を通じて、これまでにない次世代の購入体験・多言語体験を創出していく。

 Webサイト多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」を提供するWovn Technologiesと、体験型RaaS(リテール・アズ・ア・サービス)(*1)を提供するベータ・ジャパン(以下、b8ta)は、2020年6月30日より業務提携を開始した。

 外資系企業が日本市場へ事業展開する理由(*2)は、「1億人のマーケットとして製品・サービスの顧客ボリュームが大きく」、「インフラが充実しており」、「製品・サービスの付加価値や流行に敏感であり」、「新製品・新サービスに対する競争力が検証できる」など、『マーケットとしての高い魅力』が挙げられる。

 しかし、契約締結や商品訴求などにおいて、言語と文化の壁を乗り越えるのが困難なことなどから、日本進出をためらう企業も見受けられていた。

 今回の提携によって、RaaSとして新たな小売体験の確立を推進するb8ta、そしてWebサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」との連携による、ローカライズ強化により、日本進出を検討している外資系企業の事業展開の課題を解消して、日本進出を円滑にできるようにする。

 今後、b8taとWOVNの業務提携により、世界規模での小売データの新たな付加価値創造を通じて、これまでにない次世代の購入体験・多言語体験を創出していく。

*1)RaaS (Retail As A Service) 「サービスとしての小売」:
従来の伝統的な小売業とは一線を画し、実店舗への出店をより手軽に実現するための包括的なサブスクリプションモデル。例えば、店舗運営に必要な従業員の手配、トレーニングやシフト管理、在庫管理、物流サポート、POSは全て付帯サービスとして月額の出品料金に含まれており、また店内で来店者がどのような体験をしたかを店内に設置したカメラを通じて収集し、ソフトウェアで行動分析が可能になる。

*2)参考:経済産業省・外資系市場動向調査
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/gaisikei/result/result_53/pdf/2019gaikyou.pdf

■b8taについて(https://b8ta.jp/ )
 b8taは2015年に体験型店舗を米国サンフランシスコ近郊のパロアルトでオープン。Retail as a Serviceのパイオニアとして約5年間新しいソリューションを先導してきた。b8taのミッションは「Retail designed for discovery: リテールを通じて人々に”新たな発見”をもたらす。」。実店舗への出品をまるでオンライン広告を掲載するのと同じくらい手軽なものにし、消費者に世界中の最もイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供している。
今日まで、b8taには1,000以上のブランドが出店し、5,000万以上の消費者と商品の関わり(エンゲージメント)を得ている。2020年1月現在、ドバイの1店舗を含み世界で25の実店舗を運営しており、全店舗の売り場面積の合計は約1,265坪(約4,181平米)、年間300万人以上の来店客が訪れている。

■Wovn Technologiesについて(https://wovn.io/ja/)
 Wovn Technologiesは、「世界中の人が、全てのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、Webサイト・アプリを最大40言語に多言語化し、海外戦略・在留外国人対応を成功に導く多言語化ソリューション「WOVN.io」および「WOVN.app」の開発・運営をしてる。「WOVN.io」は、大手企業をはじめ15,000サイト以上へ導入されている。既存のWebサイト・アプリに後付けすることができ、多言語化に必要なシステム開発・多言語サイト運用にかかる、不要なコストの圧縮・人的リソースの削減・導入期間の短縮を実現している。

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