ローソン、店舗で提供する箸の袋を紙製に変更


ローソンの外観

 ローソン(東京都)は10月1日から、全国のローソン店舗(約14,000店:2025年8月末時点「ローソンストア100」を除く)で、買い物時に希望に応じて提供している箸の袋をプラスチック製から紙製に変更した。

 今回の変更により約68トンのプラスチック使用量の削減が見込まれ、変更前の2023年度と比べて約122トンの削減につながるとしている。

 ローソンは2024年4月から、東北・関東地区のローソン店舗(約5,400店)で先行して箸の袋を紙製に変更し、紙製の箸袋の品質とお客からの反響を検証してきた。これにより、約53トンのプラスチック使用量を削減しており、品質にも問題がないため、今回全国の店舗でも変更することとなった。

 同社では2016年6月から店舗で提供している箸の原材料を木材から成長が早く資源を活用しやすい竹材に変更し、2022年6月にはサイズを小さくして竹材使用量を削減する取り組みを行ってきた。さらに2023年10月からは爪楊枝の同封を廃止し、木材使用量も削減している。

<変更後の紙製箸袋>

ローソン、変更後の紙製箸袋
(画像)ローソン・ニュースリリースより

<変更前のプラスチック製箸袋>

ローソン、変更前のプラスチック製箸袋
(画像)ローソン・ニュースリリースより

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