ローソン、群馬県・長野県に「ゴーストレストラン」を初導入 19店舗で開始

ローソン(東京都)は8月14日、デリバリー専用に開発した商品を店内厨房で調理し、宅配するサービス「ゴーストレストラン」を群馬県内7店舗、長野県内12店舗に導入した。
同社が群馬県と長野県でゴーストレストランを導入するのは今回が初めてとなる。
同サービスは、ローソンとは異なるブランド名(屋号)のデリバリー専用商品を、オンラインデリバリーサービス「Uber Eats」のアプリを通じて注文を受けてから店内で調理し、届けるサービス。
2021年11月に東京都内で実験販売を開始し、現在は北海道、東北、関東、東海、近畿、中国、九州の1都1道2府13県で約860店舗(2025年7月末時点)が展開している。
導入店舗では、炒飯をメインに扱う「炙りチャーシュー炒飯店」、スパゲッティを扱う「スパゲッティの小屋」、フライドポテトなどを販売する「Fried Foods Shop」の3ブランドを展開し、約50品を揃える。

これまでの導入店舗では、飲食店が少ない地域で昼や深夜の注文が多く、フライドフーズやソフトドリンク、アルコール類との買い合わせが目立った。特にトッピング追加や大盛メニューが人気で、店内調理商品の売上は導入前比で1〜2割増加している(導入前後の1カ月間の実績比較)。
ローソンは、飲食店が限られる地域でレストランの代替となるデリバリーサービスを目指し、今後もニーズに応じた商品・サービスの展開を進める方針だ。






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