富士薬品、東京都福生市と包括連携協定を締結
ドラッグセイムスや調剤薬局などを展開する富士薬品(埼玉県)は12月2日、東京都福生市と包括連携協定を締結した。
同社は、配置薬販売による事業活動を通じて以下の4項目に取り組む。
【連携協定の4項目】
●健康づくりの推進に関する取り組み:
厚生労働省の定めにより、配置薬販売の営業員は登録販売者の資格を有している。この専門知識を生かし、OTC医薬品の適正使用の啓発やセルフメディケーションの支援など、地域住民の健康意識の向上につながる取り組みを行う。
●高齢者等の見守り支援:
「契約者のもとへ訪問する」という配置薬の特性を生かし、高齢者の見守り支援を行う。
●災害時における医薬品の供給協力等:
災害発生時には、市役所や市施設などへ医薬品を無償提供する。平時には医薬品とともに防災グッズ・備蓄品を福生市の要望に応じて用意するほか、福生市からの防災・災害対策に関する情報を営業員が訪問時に地域住民へ届ける。
●気候変動適応法に基づく指定暑熱避難施設に関する取り組み:
自治体が指定した期間に「熱中症特別警戒アラート」が発表された際、福生市内の富士薬品のドラッグストア2店舗(ドラッグセイムス牛浜調剤薬局、ドラッグセイムス加美平店)にクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)を開設する。
●その他:
これら4項目を通じ、福生市の安心・安全な暮らしに寄与するために必要な事項について福生市と協議を進める。