MrMax、上期は2ケタ増益で回復

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 ミスターマックス・ホールディングス(福岡県)が10月10日に発表した2025年2月期第2四半期決算(連結2024年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比5.6%増の691億8,300万円、営業利益が18.1%増の22億4,300万円、経常利益が21.3%増の22億4,500万円となり、増収・2ケタ増益で上期を折り返した。

 総合ディスカウントストアとして、生活必需品を中心とした商品を毎日低価格で販売するEDLPを徹底し、それを支えるエブリディ・ローコスト(EDLC)に注力。また、値下げ企画やアプリキャンペーンを継続的に実施するなど、顧客の普段の暮らしに貢献する取り組みを推し進めた。

 既存店売上6.2%増に支えられ、全店売上高は5.6%増の665億2,200万円を達成。商品別では、米の売上が大幅に増加したほか、アプリキャンペーンなどで積極的に価格訴求を行った衣料洗剤、ペットフード、紙おむつなどの売上が好調に推移した。PB商品については、家電製品や紙製品、食品などの品揃えを強化したことで14.6%増の売上となり、売上高構成比は前年に比べて1.7ポイントアップの21.6%まで高まった。

 前年より約8億円増やした売上総利益に不動産賃貸収入とその他の営業収入を加えた営業総利益は9億800万円増の172億9,200万円。一方、コスト面については、DX関連の費用やキャッシュレス決済手数料などが増加したが、販管費は5億6,500万円増の150億4,900万円に止まり、営業利益で3億4,400万円を増やした。

 2025年2月期の連結業績については、営業収益で1.9%増の1,320億円、営業利益で9.2%増の33億円、経常利益で10.0%増の32億円の増収増益を予想した。

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