ライフ 2月期決算は営業・経常利益が2ケタ増

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 ライフコーポレーション(大阪府)が4月10日に発表した2024年2月期決算(連結2023年3月1日~2024年2月29日)は、営業収益が前期比5.8%増の8,097億円、営業利益が26.0%増の241億円、経常利益が24.6%増の249億円、当期純利益で27.1%増の169億円を達成した。

 2023年度は10店舗を新規出店、既存店9店舗で「BIO-RAL(ビオラル)」商品や冷凍食品などの品揃えを拡充する改装を実施。また、ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL」などのPB商品の強化、鮮度・おいしさを追求した商品施策などを推進した。一方、販管費は、新規出店に伴う賃借料などの各種物件費の増加に加え、採用強化などによる人件費が増加したが、生産性向上、コスト最適化の取り組みが計画以上の成果につながり、2ケタの営業増益をもたらした。

 小売事業の営業収益は5.8%増の8,094億円、売上高は5.6%増の7,800億円、セグメント利益については24.8%増の245億円を達成。部門別売上高では、生鮮食品部門が5.1%増、一般食品部門が6.7%増、生活関連用品部門が4.6%増、衣料品部門が0.7%増と、全部門で堅調な伸びをみせた。

 2025年2月期の連結業績については、営業収益で5.4%増の8,534億円、営業利益で2.4%増の247億円、経常利益で2.2%増の255億円を見込んでいる。

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