イオン 第2四半期は営業収益・営業利益・経常利益は過去最高

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〔写真説明〕イオンのロゴ(AFP時事)

 イオンの第2四半期は営業収益・営業利益・経常利益は過去最高

 イオンが10月11日に発表した2024年2月期第2四半期決算(連結3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比DS.0%増の4兆7,113億円、営業利益は22.7%増の1,176億円、経常利益が17.4%増の1,119億円となった。営業収益からすべての段階利益で増収増益となり、営業収益、営業利益、経常利益は過去最高を更新した。

 営業収益は、全8事業が増収となり、最も高い伸びを見せたヘルス&ウエルネス事業は8.6%増の6,137億円。営業利益は、250億円となったディベロッパー事業に次いで、242億円を達成。GM事業、SM事業、DS事業の小売事業も増益となった。

 GMS事業の10期ぶりの上期黒字化は、コロナ下で経営統合した地域GMS各社が貢献したほか、イオンリテールが売上総利益の改善のため、省エネ投資、DXによる業務効率化を進めたことが、コスト上昇分をカバーした。

 SM事業については、営業利益が前年の約2倍の164億円に伸長。まいばすけっとの大幅な増益が寄与した。また、DS事業は、PB商品や大容量商品の拡販で利益率を上昇させ、マテハンやDXによる効率化で販管費比率を改善。2020年度のコロナ特需を上回る増益となった。

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