セブンイレブン、消費期限迫った商品に5%のポイント付与、食品ロス削減へ

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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セブンイレブンのおにぎり
消費期限が近づいたおにぎり・弁当などの対象商品にバーコード付きのシールを貼る

 セブン-イレブン・ジャパンは10月30日、消費期限が迫ったおにぎりや弁当などに5%分のnanacoポイントを付与する実証実験を一部の地域で始めた。社会的な課題となっている食品ロスの削減を目指す。実験結果を検証した上で、2020年春に全国で展開する予定だ。

 実験は四国の351店舗と北海道の1010店舗(いずれも9月末時点)で12月末まで行う。対象商品は、四国の店舗が弁当・おにぎり・寿司などの「米飯」、サンドイッチなどの「調理パン」、レンジ麺など「麺類その他」の3カテゴリー。北海道の店舗では総菜・サラダなどの「デリカテッセン」、チルドデザートなどの「スイーツ」、菓子パン、総菜パンなどの「ペストリー」「パン」の4カテゴリーを加えた計7カテゴリーを対象とする。

 四国では販売期限の3時間前、北海道では販売期限の5時間前から対象商品にバーコード付きのシールを貼り、利用客が電子マネー「nanaco」で購入すると税別価格の5%分のポイントを付与する。

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