スマートフォンアプリ騒動
現在発売中の『チェーンストアエイジ』誌2011年9月1日号では、「スマートフォン マーケティング」という特集を組み、流通業に新しい提案をしている。
ドミノ・ピザ ジャパン(東京都/スコット・オルカー社長)や良品計画(東京都/金井政明社長)、ファミリーマート(東京都/上田準二社長)、三城(東京都/中尾文彦社長)、モトックス(大阪府/平岡篤社長)といった企業が開発した最先端のアプリケーション(アプリ:実行したい作業を直接的に提供するソフトウエア)を紹介しているので、ぜひお読みいただきたい。
ところで、アプリと言えば、「彼氏追跡アプリ カレログ」が話題になっているのをご存じだろうか。
彼氏や彼女のスマートフォンにアプリをインストールすると、GPS(全地球測位システム)機能を利用して現在位置を確認したり、相手の通話記録などを把握できるというすぐれものだ。
本来は、本人の同意のもとにインストールしなければならないが、作業はスマートフォン上の画面で完結するので、本人確認をしなくともアプリを入れることができた。
その危険性に気付いた人権団体がサービス提供会社のマニュスクリプト(東京都)に抗議する騒動に発展。マニュスクリプトは、本人確認の徹底や通話記録の送信サービスを停止するなどの改善策を講じ、現在もサービスを続けている。
誰かに24時間監視されていることを想像しただけで、気味悪さに背中がぞくぞくしてしまう。
けれども、そもそも、そんなに疑い続けなければいけないほど分かり合えていない異性のことは彼氏とか彼女とか、夫とか妻とか、ダーリンとかハニーとか、言えないんじゃないかな。
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