セブンイレブン、環境省と『国立公園の環境保全活動に関する協力協定書』を締結
一般財団法人セブン-イレブン記念財団(東京都千代田区)は、環境省自然環境局と『国立公園の環境保全活動に関する協力協定書』を4月7日に締結した。
同財団が2023年11月に設立から30周年を迎え、国立公園が2024年に最初の指定から90周年を迎えるのを機に、相互に協力して国立公園における環境保全活動の推進を図るなどの取り組みに合意した。
協定は、自然の風景地の保護及び生物多様性の確保に向けた取り組みの促進、地域社会の持続的な発展に寄与すること目的とし、協働で実施する環境保全活動、環境市民活動助成および環境保全活動への参加の呼びかけなどで協力していくというもの。
具体的な活動内容は、三陸復興国立公園で沿線の美化清掃やトレイル整備を実施するほか、日光国立公園、富士箱根伊豆国立公園、瀬戸内海国立公園、霧島錦江湾国立公園など5つの国立公園で環境保全活動を開始、順次拡大予定だ。
同財団は創立20周年記念事業として、セブン-イレブン加盟店と本部が一体となって環境をテーマに社会貢献活動に取り組むことを目的に1993年に設立され、2023年11月に設立から30周年を迎える。この間、各店舗で顧客から預かった募金と本部からの寄付金などをもとに、環境市民団体への支援活動や自然環境保護・保全活動などを行っていた。