【ケーヨー】2月期の業績、当期損失43億円に修正、役員報酬減額

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 ケーヨーは、2016年2月期通期個別業績予想の修正を発表した。売上高は1577億9700万円(前回予想から32億300万円減)、営業利益1億5000万円(同8億円減)、経常利益11億円(同7億5000万円減)、当期損失43億5000万円(2億円の当期利益)とした。

 消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動や、天候不順による季節品の落ち込みなどにより、売上高は苦戦した。

 海外仕入れの国内移行やオペレーションの見直し等による改善を計画していたものの、売上高減少による売上総利益の減少、円安による輸入価格上昇の影響を補う事ができず、営業利益、経常利益ともに前回予想を下回る。

 減損損失と、今後見込まれる店舗閉鎖に伴う損失額等を計上することにより、最終利益は赤字決算となる。

 また、業績予想の下方修正に伴い、役員報酬を減額する。3月から6ヵ月間、代表取締役社長は月額報酬の30%、常務取締役は20%、取締役(常勤)は10%、執行役員は5%を減額。監査等委員(常勤)は、月額報酬の10%を返上する。

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