コメリ、4~12月営業利益3.6%減、水光熱費の上昇響く

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売上では、新型コロナウイルス感染対策に関連する商品の需要は減少したものの、ガーデニング・家庭菜園用資材の販売が、堅調に推移した。

 コメリの2023年3月期第3四半期決算は、営業収益2967億円(前年同期比1.0%増)、営業利益242億円(3.6%減)の増収減益となった。

 売上では、新型コロナウイルス感染対策に関連する商品の需要は減少したものの、ガーデニング・家庭菜園用資材の販売が、堅調に推移した。また、原材料価格の高騰でプロ顧客に継続して資材調達先に選ばれ、リフォーム資材・エクステリア用品、園芸・農業用品の販売も堅調だった。

 一方、利益面では、店舗運営モデルの刷新、EDLP施策の推進による改善効果がみられたものの、コストプッシュインフレの影響による粗利益率が34.9%と前年から0.2ポイントの悪化。水光熱費の上昇が影響して設備費だけでも13億円強、前年から負担が大きくなったことが影響した。

 EDLP施策と合わせ、PB商品の売上高構成比率は、前年同期比1.3%増の46.9%まで高まっている。

 通期は、営業収益3790億円(0.8%増)、営業利益257億円(7.6%減)、経常利益255億円(9.7%減)、親会社に帰属する当期利益161億円(10.0%減)を見込んでいる。

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