ダイヤモンド・ホームセンター 2014年5月号
ダイヤモンド・ホームセンター5月号の第1特集は「リフォーム、次の一手」です。
リフォームマーケットはまさに戦国時代。人口減少下でも拡大が見込まれる有望マーケットめがけ、ハウスメーカーやリフォーム専業社のみならず、家電量販店や総合スーパーも相次いで攻勢を強めています。
ホームセンター(HC)にとってもリフォームは、さらなる成長を実現するために何としても手に入れたいマーケット。近年HCは、「工事費込みのパック価格制導入」やトイレ・洗面化粧台の交換だけでなく「システムキッチン・バスへの拡大」を実現し、着実にリフォームマーケットでの存在感を高めました。
今後マーケットを席巻するために、HCはどんな打ち手を施すべきかについて、今特集では事例を交えて徹底解説していきます。LIXILビバ、コーナン商事、ジョイフル本田・スマイル本田、ダイキのHC4社の最新動向をまとめるとともに、小売系リフォーム3社(コープ住宅・イオンリテール・髙島屋)を取材。恒例のHCアンケート調査も実施しました。
HCがリフォーム市場の担い手になるためのステップと手法を提案いたします。
第2特集は「脱・カードのコモディティ化」。HCのみならず多くの小売企業が会員(ポイント)カードプログラムを提供しています。しかし、そのほとんどで大きな違いを認めることができず、ポイント付与合戦になっています。カードプログラムは残念ながら、コモディティ化していると考えるべきなのです。
そうしたなかで、脱・カードのコモディティ化を図るにはどうすべきでしょうか? 国内先進HCの活用事例を取材するとともに、世界2位の小売業・テスコに学ぶ「カードプログラムの本質」を解説。また、「カードを活用して商品と品揃え改革に生かす」提案も行います。さらには、ビッグデータはがカードプログラムをどのように変えていくのか? についても提言しています。
このほかクローズアップスペシャルティでは、NTTドコモ傘下入りで今後の戦略が注目されるABC Cooking Studioを取り上げるほか、好評連載・世界企業のSCMではZARAにフォーカス。
このように、いつも以上に充実の内容でお届けします。
ぜひ、ご一読、そしてご精読下さい。