コメリ 第2四半期は営業利益3.8%の減益
コメリの2022年4~9月の連結業績は、売上高に相当する営業収益が1978億88百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は170億円(同3.8%減)の増収減益となった。
粗利益率に相当する売上総利益率が32.9%と前年同期から0.3ポイント(pt)下がり、逆に販管費率が26.7%と0.1pt上がったことから減益となった。
主な部門別では、全体の売上高の34.5%を占める「園芸・農業・ペット用品」が3.6%増、同様に14.9%を占める「リフォーム資材・エクステリア用品」が1.5%増と堅調だったが、巣ごもり需要の反動から「インテリア・家庭・オフィス用品」が5.3%減、「日用品・家電・カー・レジャー用品」が2.0%減、「工具・金物・作業用品」が1.2%減と苦戦した。
業態別では「パワー業態」の既存店売上高が1.2%減、「ハード&グリーン業態」が0.7%減だったが、「PRO業態」は5.5%増、全店でも新店効果などもあり50.4%増だった。
2023年3月期の通期では、売上高3850億円(2.4%増)、営業利益285億円(2.4%増)、経常利益286億円(1.2%増)、当期純利益181億円(1.1%増)の期首始めの予想を据え置いている。