【イオン】3~5月期は11.4%の営業増益、ドラッグ事業など好調
イオンが発表した2017年3?5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比1.1%増の2兆681億円、営業利益は11.4%増の366億円だった。
セグメント別の営業利益を見ると、ドラッグ・ファーマシー事業が53.6%増の60億円と好調だったほか、収益源である総合金融事業が8.7%増の148億円、ディベロッパー事業が8.3%増の125億円と増益を確保した。
一方、GMS(総合スーパー)事業は67億円の営業赤字だった。販売管理費の削減などにより前年同期に比べると赤字幅は35億円ほど縮小した。
また、SM(スーパーマーケット)事業の営業利益は64.2%減の19億円と悪化。国際事業は前年同期とほぼ同水準の13億円の赤字を計上した。
なお、連結純利益は、固定資産売却益など86億円の特別利益を計上したことで、36億円の黒字(前年同期は62億円の赤字)に転換した。