【ライフコーポ】3~8月期の営業利益は60億円、予想を上回る
ライフコーポレーション(大阪市)が発表した2016年3?8月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が3236億円、営業利益が60億円だった。単独決算だった前年同期と単純比較すると営業収益は4.1%増、営業利益は7.6%増となる。
同社は4月12日時点で連結決算開始に伴う連結業績予想として、3~8月期の営業利益予想を54億円と公表していたが、結果はこれを上回った。生活必需品のEDLP(常時低価格)化や販売促進の強化で客数が増え、客単価は横ばいだったものの既存店売上高は0.8%伸びた。利幅の大きい総菜や衣料品の売り上げが増えたことで粗利益率も0.2ポイント改善した。
期間中に5店舗を新設したが、通期では計10店舗の新規出店を計画する。17年2月期の連結業績見通しは、営業収益が6600億円、営業利益が127億円と従来予想を据え置いた。