米アメリカンイーグルが日本に再上陸、渋谷に旗艦店をオープン
米カジュアル衣料専門店のアメリカンイーグルアウトフィッターズ(AEO)が、日本に再上陸する。現在、日本の消費者はオンラインでしかAEOの商品を購入できないが、10月に東京都内に旗艦店を含む2店舗をオープンする。
AEOは2010年、青山商事子会社のイーグルリテイリングとフランチャイズ契約を結び、同社を通じて商品を販売していた。しかし、業績不振からイーグルリテイリングが30店舗以上あった店舗を2019年末で全店閉鎖した。
このため、AEOが日本で店舗を展開するのは、ほぼ3年ぶりとなる。新たにオープンするのは、旗艦店となる渋谷店(東京都渋谷区)と、池袋店(同豊島区)の2店舗。
2店舗のオープンに合わせて、若手俳優・モデルの4人と契約し、今シーズンのデニム商品を訴求するキャンペーン「A Fit for Every Story」を展開する。訴求する主な商品はデニムのボタンアップシャツ(税込7700円)、ロングスリーブTシャツ(4600円)、オリジナルのストレートジーンズ(1万2400円)など。
AEOは1977年の創業で、ニューヨーク証券取引所に上場している。米国、カナダ、メキシコ、香港で1000店舗超を運営するほか、25カ国のライセンシーが200以上の店舗を展開している。