【FC市場】 13年度は5.6%増の23兆4773億円、4年連続のプラス
日本フランチャイズチェーン協会によると2013年度の国内のフランチャイズチェーン(FC)の売上高は、前年度比5.6%増の23兆4773億円だった。前年度実績を上回るのは4年連続。
業種別では小売業が4.8%増の16兆4546億円で、全体の7割を占めた。このうち、コンビニエンスストアが大手チェーンの出店拡大で2.5%増の9兆6139億円となり、小売業全体の売上げを押し上げた。
外食業の売上高は3.1%増の4兆329億円。セルフ式のそば・うどん店が出店を増やしたほか、11年の集団食中毒問題の影響が払拭された焼き肉店が伸びた。
サービス業は14.4%増の2兆9897億円と2ケタの伸び。消費増税前の駆け込み需要で住宅建築・リフォーム・ビルメンテナンス関連が売上げを伸ばした。
FCの総店舗数(直営店と加盟店の合計)は3.0%増の25万2514店舗だった。