【イオン】 リサイクル業者と組んで循環型農業、直営農場で

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 イオン子会社のイオンアグリ創造は9月16日、リサイクル事業者の大栄環境(大阪府和泉市)と食品残さのリサイクル事業に関する協定を結んだ。まずは兵庫県でイオンの店舗から出る食品残さを堆肥化し、直営農場で利用する循環型農業を年内にも始める。

 2013年4月に開設したイオン三木里脇農場(兵庫県三木市)の周辺にある総合スーパーや「イオン」や「ダイエー」など5店舗、食品スーパー「マックスバリュ」など12店舗のほか食品加工工場、プライベートブランド「トップバリュ」の製造委託先工場から出る食品残さを回収、大栄環境の施設で堆肥化し、イオン三木里脇農場で野菜の栽培などに利用する。

 残さの回収量は年間約1580トン、堆肥生産量は約316トンとなる計画。

 店舗から出る食品残さを利用した循環型農業については、イトーヨーカ堂が全国10ヵ所の専用農場「セブンファーム」で実施している。

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