Jフロント、パルコ子会社化で通期営業利益58億円押し上げ、百貨店事業も堅調

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 J.フロントリテイリングは10月9日、2013年2月期通期の業績予想を上方修正した。TOB(株式公開買付)で8月に子会社化したパルコの業績を取り込むことで、売上高が1320億円、営業利益が58億円、純利益が4億円、それぞれ底上げされる。

 修正後の売上高は前期比17.4%増の1兆1050億円、営業利益は47.3%増の318億円、純利益は32.5%減の127億円を見込む。

 同時に発表した12年3~8月期の業績は売上高が前年同期比0.4%増の4571億円、営業利益が26.4%増の91億円、純利益が71.1%増の39億円だった。ピーコックストアが4億円の営業赤字となるなどスーパーマーケット事業は不振だったが、主力の百貨店事業は昨年増床オープンした大丸梅田店などが引き続き好調で、営業利益が1.5倍に増えるなど全体の収益を支えた。

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